新東名のり面モニタリングシステム
- 目的
- 法面の状態を常時監視し道路の安全な走行環境を維持します
- 納入先
- 中日本ハイウェイ・エンジニアリング東京株式会社
- 納入年月
- 2012年4月
新東名高速道路建設の際、より安全・安心に利用していただくための維持管理方法として、弊社【のり面モニタリングシステム】をご提案させていただきました。
システム詳細は、各のり面に設置した
・傾斜計(地盤の傾きを測る)
・地下水位計(地下水の状態を測る)
・パイプひずみ計(地中の歪状態を測る)
・荷重計(法面安定補強構造物であるアンカーの状態を測る)
等の計測器で収集した観測データをネットワークで集約し、携帯電話網を利用したパケット通信機と管理サーバー間でやりとりする仕組みです。
成果
道路のさらなる安全性を確保するモニタリングシステムとして貢献
のり面ごとにシステム詳細をはじめとして、その他の状況や環境が異なったものの、OSNETネットワークの特長である柔軟性、増設移設の簡便性及び耐候性などが活かされ、特別な改良を施すことなく、システムを構築することができました。
平成24年4月の新東名高速道路一部開通前には、無事に導入を完了し、道路のさらなる安全性を確保するモニタリングシステムとしてご活用いただいております。
システム詳細
全体(遠景)
全体(近景)
荷重計
水位計・パイプ歪計