霧島連山新燃岳 土石流発生通報システム
- 目的
- 火山灰による土石流の発生を検知し下流域に知らせます
- 納入先
- 林野庁
- 納入年月
- 2011年2月
ワイヤーセンサとパケット通信機NetMAIL-1他を利用した土石流発生通報システム
鹿児島県と宮崎県にまたがる霧島連山の新燃岳が52年ぶりの爆発的噴火を観測しました。
噴火の影響で降り積もった火山灰による土石流災害の危険に備え、早期に警報を出し、下流の都城市などへの被害を最小限にすることを目的として、弊社遠隔監視システムを採用いただきました。
システム詳細
周辺の3つの渓流それぞれに土石流感知用のワイヤーセンサを設置 しました。
パケット通信機(NetMAIL-1K)、警報装置(JSK-030)を用いて遠隔地へ警報を送る仕組みです。
ワイヤーセンサ設置完了
パケット通信機 NetMAIL-1
(第三渓流設置現場)
ワイヤーセンサ設置堰堤
(第一渓流設置現場)
警報装置JSK-030
(警報ユニットAL-TypeA内蔵)
ワイヤーセンサ設置部分拡大
(第二渓流設置現場)
電源は30Wのソーラーパネルを使用
降灰の影響を考慮して90度にセット