土砂災害計測機器についてのご質問

4ゲージひずみ計

ひずみ値にオフセットをかけることはできますか?(4ゲージひずみ計)

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オフセットをかけることは可能です。初期不平衡値(ゼロバランス)で調整します。
機器設定・データ回収機「NetCT-1」をデータロガーに接続し、

● データロガー/NetLG-401Nの場合:
 「物理量セットアップ」選択→「設定チャンネル」選択→「初期不平衡」選択
● データロガー/NetLG-104、NetLG-401の場合:
 「センサセットアップ」選択→「センサセットアップch」選択→「初期不平衡」選択

なお、校正係数計算後の物理量に対してオフセットをかけることもできます。
機器設定・データ回収機「NetCT-1」をデータロガーに接続し、

● データロガー/NetLG-401Nの場合:
 「物理量オフセット」選択→設定するチャンネルを選択→物理量を確認しながらオフセット設定
● データロガー/NetLG-401の場合:
 「データオフセット」選択→設定するチャンネルを選択→物理量を確認しながらオフセット設定
● データロガー/NetLG-104の場合:
 「オフセット」選択→物理量を確認しながらオフセット設定

NetLG-401Nに接続した熱電対のデータが安定しません。なぜですか?

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熱電対の絶縁抵抗値が低下している可能性があります。温度誤差を1℃以内に抑えるために、絶縁抵抗値を10MΩ以上に保つよう、ご留意ください。

401Nと401N +用の増設ケーブルって最大長さはどのくらいでしょうか? また盤の外に出す事を想定してないケーブルになりますか?

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増設ケーブル3mをご準備できます。
ケーブルそのものには耐候性があるので、そのまま外に出しても問題は無いですが、動物に噛まれた事例もありますので配管材の使用をお勧めします。

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グラフ付き伸縮計

±2.0mm/hour×2という内容の警報メールが来ましたが、どういうタイミングで送信していますか?

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警報メールに記載されている最新データ時刻を起点とし、1時間前の値と比較して2.0mm以上の移動量を検知し、さらに1時間前の値と2時間前の値を比較して2.0mm以上の移動量を検知した場合に発報されます。ただし、1時間前の移動方向(符号+-)と2時間前の移動方向(符号+-)が一致しないと発報されません。

設置後インバー線を引き出して警報テストを行った際は問題なく動作しましたが、再度テストを行ったところ警報が出なくなりました。なぜですか?

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【確認】 警報無効時間が設定されていませんか?

警報無効時間とは、警報が頻発しないようにするための、警報出力後における警報判定を停止させる時間のことです。工場出荷時は警報無効時間を「1時間」に設定しています。この設定だと、1時間以内に警報再出力させることはできません。すぐに警報再出力させたい場合は、警報無効時間を「無し」に設定するか、都度「移動量リセット」を実行して警報無効時間を解除させてください。

※移動量リセットの方法
・本体液晶またはNetCT-1にて、「移動量リセット」を実行する。
・電池を抜いて30秒以上経過させてから電池を再挿入する。

警報テストを行いましたが警報が出ません。

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【確認】 時間移動量がOver[-]と表示されていませんか?

時間移動量がOver[-]と表示されていれば警報出力されません。
Over[-]はスケールオーバーを意味し、測定ワイヤを少しでも引き出していれば通常起こりません。しかし、測定ワイヤを引き出す前に電池を挿入すれば、1時間経過するまで時間移動量はOver[-]となる場合があります。これは時間移動量を算出するための基準値が1時間の間だけ電池挿入時の測定値、つまりOver[-]となるためです。測定ワイヤを引き出した状態で「移動量リセット」を実行すれば、Over[-]は解消し、警報出力できるようになります。

※移動量リセットの方法
・本体液晶またはNetCT-1にて、「移動量リセット」を実行する。
・電池を抜いて30秒以上経過させてから電池を再挿入する。

ワイヤーが引っ張られたのに数値がマイナスに変位したのですが?

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倒木や動物、作業員等により瞬間的にワイヤーが引っ張られた場合に、ワイヤーと検出部プーリの空回りによりマイナスに変位する場合があります。

ヒステリシスとはなんですか?

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データが警報値付近で変動した際に、繰返し警報の発生を防ぐため設定できる値です。
警報設定値±ヒステリシス値を越えないと一旦発令した警報はOFFになりません。

設置後にデータがマイナス方向に変位しました。

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インバー線の緩みが原因で、設置後徐々にマイナス方向へ動くことがあります。
設置時、移動点と引出ワイヤーのリングにインバー線を接続した後、リングを持ち伸縮計側に少し引っ張りインバー線の緩みを取ってください。

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ばらまき型傾斜計

ばらまき型傾斜計でセンサデータが「ミセッテイ」と表示される。

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センサのゼロリセットを実行していない場合に表示されます。
測定している傾斜角度は、ゼロリセット以降の相対変動量を算出しています、必ずゼロリセットを実行して下さい。
センサのゼロリセットは全体or個別chごとに設定が可能です。

センサの傾斜方向の表示が「---」と表示される。

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合成傾斜の算出角度が0.1°未満の場合に、「---」と表示します。

「方向未計算」と表示される。

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傾斜角度が0.1°未満で、傾斜方向が正確に計算できない際、フィールド情報サービスでは、「方向未計算」となります。

傾斜方向を方角で表したいのですが。

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傾斜方向を「東西南北」で表示させることはできませんが、角度で表すことができます。
センサ検出部の「Y軸+」を北に向けて設置してください。ネットワークコントローラ(NetCT-1)でデータロガー(NetBC-30L)にログインし、「ケイシャホウコウ ヒョウゲン」の項目で「ヒダリテケイキタキジュン」(左手系北基準)を選択してください。
0°→北、90°→東、180°→南、270°→西になります。

オーバー[+]、オーバー[-]と表示される。

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センサの傾斜が測定範囲(±30°)を超えている場合に表示されます。
なお、センサが断線している場合は「断線」または、「センサ断線」と表示されます

旧タイプのばらまき型傾斜計センサ(NetBC-30S)の既存現場に、新しいセンサNetBC-30S2を追加できますか?

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はい。こちらの手順で、旧タイプばらまき型傾斜計センサ(NetBC-30S)が設置されている現場に、新しいセンサNetBC-30S2を追加できます。

 手順はこちら

検出部のケーブルを延長することはできますか?

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はい。5mのケーブル(オプション品)の接続が可能です。
検出部のケーブル(3m)とオプションケーブル(5m)で、計8mを最長として延長が可能です。

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伸縮計|NetLG-501

ワイヤーが引っ張られたのに数値がマイナスに変位したのですが?

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倒木や動物、作業員等により瞬間的にワイヤーが引っ張られた場合に、ワイヤーと検出部プーリの空回りによりマイナスに変位する場合があります。

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